２．補償内容

キャンセル費用補償は、航空機への搭乗を中止する場合にかかる「取消手数料および払戻手数料」を補償いたします。
欠航・遅延費用補償は、航空機への搭乗を中止はせず搭乗予定であったが、悪天候等の不可抗力により欠航・遅延等が発生した場合に、追加で支出した代替交通費や振替便までの間にかかった追加費用（追加食事費用・追加宿泊費用）を定額で補償いたします。

アップグレードした分の追加金額は補償対象外となります。

保険料の払込み手続き完了時に始まり（始期）、搭乗日の午後12時（24時）まで（終期）となります。

日本気象協会において、ANAの過去の運航・欠航に関する実績データと、各便の発着空港・発着時点での気象データを分析し、気象と運航・欠航の関係についてモデルを作成しています。
このモデルと、保険に加入いただいた便の発着空港・発着予定時点における気象予測データを用いて、各便の欠航確率を予測しています。

あくまで搭乗日の５日前～３日前時点での予測可能性となりますので、必ず80%以上が実際に欠航することをお約束するものではございません。

ANAによる運航状況の見通しは、最速で搭乗日の２日前からANAウェブサイトで発表されます。まだ運航状況の見通しが立っていない時期に早めに宿泊先なども含めてキャンセルされたいお客様のニーズに応えるため、搭乗日の５日前～３日前を予測の対象としています。

マイページにて、「悪天候による欠航のおそれ」についての保険金請求の可否を掲載しているため、恐れ入りますがご自身でご確認いただいたうえで、保険金請求のお手続きをお願いいたします。

＜2021年７月１日以降にご加入の場合＞
事前に日付指定されたイベントの入場券、招待券、有料観覧席券、参加者証等を取得または確定予約（イベントへの参加を確定させる予約をいい、仮予約、抽選申込等は含みません。）していることが確認できるイベントをいいます。入場券等のないイベント、私的な旅行、食事会等は補償対象外となります。

＜2021年６月30日以前にご加入の場合＞
イベントとは、音楽、舞台、祭り、花火大会、展示・販売、会議、スポーツ観戦・競技会その他これらに類似の興行をいい、事前に日付指定された入場券、招待券、有料観覧席券、参加者証等を取得または予約していることが必要です。

＜2021年７月１日以降にご加入の場合＞
搭乗先の目的地において補償対象者ご本人が参加予定のイベントが搭乗日までに中止されたまたは開催日時もしくは開催場所が変更された場合は、補償の対象となります（なお、地震や噴火等によりイベントが中止されたまたは開催日時もしくは開催場所が変更された場合は、補償対象外となります。その他補償対象外となる事由の詳細については、重要事項説明書または約款をご確認ください）。
ただし、中止または開催日時もしくは開催場所の変更の発表までに事前にイベントの入場券等を取得または予約していたときに限り、かつ、その入場券等の有効期間内に行われるイベントが全て中止または開催日時もしくは開催場所の変更となったときに限ります（有効期間が２日間の入場券の場合は、２日間ともイベントが中止または延期にならないと補償の対象となりません。）。

＜2021年６月30日以前にご加入の場合＞
搭乗先の目的地において補償対象者ご本人が参加予定のイベントが搭乗日までに中止または延期になった場合は、補償の対象となります（なお、地震や噴火等によりイベントが中止・延期となった場合は、補償対象外となります。その他補償対象外となる事由の詳細については、重要事項説明書または約款をご確認ください。）。
ただし、中止または延期の発表までに事前にイベントの入場券等を取得または予約していたときに限り、かつ、その入場券等の有効期間内に行われるイベントが全て中止または延期となったときに限ります（有効期間が２日間の入場券の場合は、２日間ともイベントが中止または延期にならないと補償の対象となりません。）。

＜2021年７月１日以降にご加入の場合＞
「目的地」は、到着空港から向かう先となりますので、到着空港がある県だけに限られるものではありません。
加入対象となる搭乗便を利用した旅行において訪問を予定している場所をいいます。

＜2021年６月30日以前にご加入の場合＞
「目的地」は、到着空港から向かう先となりますので、到着空港がある県だけに限られるものではありません。

日付指定のある入場券を事前に取得していた場合に補償の対象となります。このケースの場合、日付指定のない入場券ですので、補償の対象になりません。

日付指定された有効期間内に行われるイベントのすべてが中止等になった場合に保険の対象となります。このケースの場合、10/11のイベントは開催されるため、保険の対象になりません。

＜2021年７月１日以降にご加入の場合＞
はい。新型コロナウィルスを含む感染症の拡大防止等を理由としたイベントの中止または開催日時もしくは開催場所変更の場合も、補償の対象となります。イベントの中止等により補償する条件は、２．補償内容＞「【目的地におけるイベントの中止】どんなイベントの中止でも補償されますか？」をご参照ください。

＜2021年６月30日以前にご加入の場合＞
はい。新型コロナウィルスを含む感染症の拡大防止等を理由としたイベントの中止・延期の場合も、補償の対象となります。イベントの中止等により補償する条件は、２．補償内容＞「【目的地におけるイベントの中止】どんなイベントの中止でも補償されますか？」をご参照ください。

＜2021年７月１日以降にご加入の場合＞
勤務先等の業務命令（雇用契約、労働派遣契約、業務委託契約等に基づく命令をいいます。）による国内宿泊出張または海外出張をいいます。国内の日帰り出張は対象外です。

＜2021年６月30日以前にご加の場合＞
勤務先の業務命令による国内宿泊出張または海外出張をいいます。国内の日帰り出張は対象外です。

＜2021年７月１日以降にご加入の場合＞
補償の対象となる事由である「急な業務出張」をする方に加えて、同一予約で保険にご加入いただいている他の搭乗者の分も補償されます。

＜2021年６月30日以前にご加入の場合＞
補償の対象となる事由である「急な業務出張」をする方のみ、保険で補償されます。このケースの場合、お父様分のみが保険で補償されます。

＜2021年７月１日以降にご加入の場合＞
往路の搭乗日から復路の搭乗日までの期間が業務出張の開始日から業務出張の終了日の間に一部でも含まれる場合が補償対象となるため、出張期間が復路搭乗日にのみかかっている場合でも、保険加入いただいている往路便および復路便いずれも補償対象となります。

＜2021年６月30日以前にご加入の場合＞
搭乗日が業務出張の開始日から業務出張の終了日の間に含まれる場合が補償対象となるため、復路便が補償の対象となります。往路便も併せてキャンセルする場合は、往路の搭乗日が復路の搭乗日の14日前以内なら、往路便も補償対象となります。

補償対象事由に該当しない乗り遅れは補償対象外です。
また、国内宿泊出張の予定が入ってしまった場合など、補償対象事由には該当するものの、出発時刻前までに予約取り消しのお手続きをANAに対して行わなかった場合は、取消手数料の全額ではなく、出発時刻前までに予約を取り消した場合にかかる取消手数料および払戻手数料を限度としたお支払いとなりますので、ご注意ください。

ANAのウェブサイトをご参照ください。

はい。病気などの理由により予約していた便に搭乗できない場合は、ANAで特別対応を行っているため、保険では補償しておりません。詳細はANAのウェブサイトをご参照ください。

往復で手配した航空券のうち、往路または復路のいずれか一方のみ搭乗し、もう一方について搭乗できなかった理由が約款に定めた事由に該当した場合、搭乗できなかった片道分のみ補償対象となります。

次の全てに該当する場合は、復路便についてもキャンセル費用補償に係る保険金をお支払いいたします。

• a.復路便も保険に加入していること。
• b.復路便が、補償対象事由が発生した往路便の搭乗日から14日以内の搭乗便であること。
• c.補償対象事由の発生後にキャンセルしたこと。
• d.往路便・復路便の被保険者（搭乗者）が同一であること。

悪天候等の不可抗力の事由による欠航のみ対象となります。
機材故障等の航空会社の都合による欠航は対象外となります。

法令および官公署の要求、航空保安上の要求、悪天候、争議行為、騒じょう、動乱、戦争等の航空会社の管理不能なやむを得ぬ事由をいいます。

具体的には、ANAのウェブサイト「欠航/遅延/臨時着陸証明書発行のご案内」において、当該便の運航状況の説明に、以下の文言があった場合は、「ANA事由」による欠航・遅延となり、それ以外のものが「不可抗力事由」による欠航・遅延となります（なお、文言については多少の表記の揺れが発生することがあります。）。

• ・「使用する飛行機の到着遅れ」
• ・「使用する飛行機の手配がつかない」
• ・「使用する飛行機の整備」
• ・「機材故障による機材繰り」
• ・「乗員繰り」
• ・「～による乗務員繰り」
• ・「航空会社システムの不具合/故障など」

ANA事由による欠航の場合、搭乗便の変更に際し発生した諸費用（交通費・宿泊費）については、ANAが定める範囲においてANAから支払われるためです。詳細はこちらをご参照ください。

お支払いできません。払い戻しを受けた航空券代金を超える追加交通費が発生した場合のみ保険金をお支払いいたします。

はい。搭乗便が不可抗力の事由で欠航となったことにより発生した追加費用は、保険金のお支払対象となります。

悪天候等の不可抗力の事由（機材故障等の航空会社の都合による遅延を除く）により搭乗便が到着予定時刻より６時間以上遅延して到着した場合に対象となります。

恐れ入りますが、欠航・遅延情報につきましては、お客様ご自身でANAのウェブサイトにてご確認いただきますようお願いいたします。

追加交通費用、追加宿泊費用、追加食事費用および目的地において提供を受ける予定であった予約済みのサービス等の取消料が発生した場合のみ、保険金のお支払が可能です。

台風等の不可抗力による欠航・遅延で、ご自身が負担した追加交通費、追加宿泊費等がある場合のみ、保険金をお支払いいたします。

例えば、搭乗先の目的地で予約していたレストラン、ゴルフ等のサービスをいいます。

悪天候等の不可抗力を原因として、以下に該当する場合は、欠航・遅延費用補償の対象になります。

• ・元の空港に引き返した後、その便が欠航となった場合。
• ・元の空港に引き返した後、その便が再出発し、到着予定時刻より6時間以上遅延して目的地に到着した場合。
• ・目的地とは別の空港に到着した後、その便が再出発し、到着予定時刻より6時間以上遅延して目的地に到着した場合。

（別の空港に到着した後、別の便や他の交通機関で移動した場合や、出発空港に戻った場合は、補償対象になりません。）

いいえ。新型コロナウィルスの影響に伴う需要減退に鑑みた減便は、ANA事由となるため、欠航・遅延費用補償のお支払の対象外となります。